能美市のお宝九谷

若杉窯
染付霊獣文平鉢
年代 江戸時代後期
サイズ 口径30.5/高6.5cm
KAM 能美市九谷焼美術館|五彩館|所蔵
裏銘 角福
若杉窯は江戸後期に現在の小松市若杉町で開窯した再興九谷窯の一つです。きっかけは文化4年(1807)に金沢の春日山窯に来窯した京焼の名工青木木米の助工だった本多貞吉が、金沢近郊に無かった磁器原料の陶石を探し求め、小松の花坂山に見つけたことにあります。若杉村の十村役を勤める林八兵衛の助力を得て、彼の営む瓦窯で花坂の陶石を利用して、文化8年(1811)磁器焼成に成功します。師の青木木米は古九谷にあこがれて加賀藩にやってきた経緯もあって、師が去った後も貞吉はその再興に情熱を傾けます。やがて加賀藩直轄の藩窯となり、量産向きの染付作品を多く焼くことになりますが、古九谷風の作品も散見できます。
若杉窯
染付霊獣文平鉢

年代 江戸時代後期

サイズ 口径30.5/高6.5cm

KAM 能美市九谷焼美術館|五彩館|所蔵

裏銘 角福
若杉窯は江戸後期に現在の小松市若杉町で開窯した再興九谷窯の一つです。きっかけは文化4年(1807)に金沢の春日山窯に来窯した京焼の名工青木木米の助工だった本多貞吉が、金沢近郊に無かった磁器原料の陶石を探し求め、小松の花坂山に見つけたことにあります。若杉村の十村役を勤める林八兵衛の助力を得て、彼の営む瓦窯で花坂の陶石を利用して、文化8年(1811)磁器焼成に成功します。師の青木木米は古九谷にあこがれて加賀藩にやってきた経緯もあって、師が去った後も貞吉はその再興に情熱を傾けます。やがて加賀藩直轄の藩窯となり、量産向きの染付作品を多く焼くことになりますが、古九谷風の作品も散見できます。
KAM 能美市九谷焼美術館
能美市内九谷焼店舗
KAM 能美市九谷焼美術館
能美市内九谷焼店舗

KAM 能美市九谷焼美術館 陶工・陶商・作家一覧

粟生屋 源右衛門
裏銘 秋山画
二代 浅蔵五十吉
井出 善太郎商店製
十二代 永楽 和全
小田 清山
小野窯
笠間 竹雪
春日山窯
金井堂造
北出 塔次郎
木原 行成
玉山堂造
九谷 庄三
九谷北山堂 宮荘 一藤 製
九谷谷口製
古九谷
小酒 磯右衛門
斎田 道開
沢田 南久
酢屋 久平
初代 武腰 善平
二代 武腰 善平
初代 武腰 泰山
二代 武腰 泰山
谷口金陽堂製
二代 德田 八十吉
二代 冨田 松鶴
冨田 外次郎
中川 二作
初代 橋田 与三郎
三代 橋田 与三郎
本源堂
松原 新助
初代 松本 佐吉
松本 佐平
松山窯
道本 七郎右衛門
宮本屋窯
民山窯
森 一正
吉田屋窯
蓮代寺窯
若杉窯
綿谷 平兵衛製 松岳画
綿野 吉二商店製