三代 橋田与三郎
1906(明治39)~1999(平成11)年
三代橋田与三郎の祖父である初代橋田与三郎は、幼くして叔父である斎田伊三郎(道開)の門に入り、道開の後継者として卓越した技術と画風を受け継ぎ、赤絵細描の名人ともいわれています。初代の息子である父二代与三郎(仁太郎)も、幼くして赤絵細書の画道に進みました。
そして三代与三郎(皐月)も10歳にして父二代与三郎の画房に入り厳しい修行を強いられ、一途に赤絵細描の道を進みます。1942(昭和17)年、赤絵描書の技術を認められ、商工省より工芸技術保存の認定を受けます。1946(昭和21)年には今上陛下御前において製作天覧の栄に浴し、また各宮家の台覧の光栄に浴することが数度ありました。その後1969(昭和44)年には寺井町文化賞を受賞し、1976(昭和51)年には九谷伝統工芸士に、1981(昭和56)年には無形文化財に認定されました。